安達結希さん遺体遺棄事件で父親の行動に弁護士が苦言、移動の事実は裁判でどう響くか
京都府南丹市で小学6年生の安達結希さんの遺体を遺棄したとして、父親の安達優季容疑者が逮捕された事件で、容疑者の不可解な行動が波紋を広げています。17日に放送されたMBSテレビのよんチャンTVに出演した弁護士の越水遥氏は、遺体が数回にわたって移動されていたという疑いに対し、法的な観点から厳しい見解を示しました。
捜査1課の発表によると、安達容疑者は3月23日から今月13日までの間に、市内の山林などに結希さんの遺体を隠した疑いが持たれています。捜査の過程で、遺体は発見場所だけでなく、市内の数カ所を転々とさせられていた可能性が浮上しました。この異様な状況について、番組内で遺体の移動が量刑に影響するのか問われた越水氏は、罪が重くなる方向へ働きやすいと指摘しました。
越水氏は、遺棄そのものが決して許されない行為であるとした上で、一度捨てた遺体を再び拾い上げて別の場所へ移すという行為の悪質性を強調しました。このような行動は、犯行後の反省の欠如や、遺体に対する敬意のなさを象徴するものとみなされ、心が痛まなかったのではないかという厳しい評価に繋がりやすいと説明しています。
裁判においては、こうした事実が明らかになればなるほど、被告にとっては極めて不利な情勢になると分析。身勝手な隠蔽工作とも取れる遺体の移動が、今後の法廷でどのように裁かれるのか、捜査の進展とともに大きな焦点となりそうです。