フェルスタッペン父が激怒、毒舌解説者ラルフ氏に「くだらないことを言いすぎだ」
F1界の絶対王者として君臨するマックス・フェルスタッペンの父であり、自身も元F1レーサーであるヨス・フェルスタッペンが、ドイツの解説者ラルフ・シューマッハ氏に対して猛烈な批判を展開していることが分かりました。ドイツ紙「ビルト」が報じています。
かつての皇帝ミハイル・シューマッハを兄に持つラルフ氏は、現在ドイツ「スカイ」の解説者として活動していますが、その辛辣な語り口は「F1界のご意見番」として知られる一方で、時に度を越した発言が波紋を呼ぶことでも有名です。昨年にはアストンマーティンから出入り禁止処分を受けるなど、各チームとの軋轢も絶えません。
事の発端は、ラルフ氏がポッドキャスト番組内で近況のレッドブルを酷評したことにあります。同氏はマシンの仕上がりを「ひどい出来で運転しにくい」と切り捨て、チームの現状を「本当に最悪な状況」と断言。さらに、長年マックスを支えてきたチーフエンジニアのジャンピエロ・ランビアゼ氏が退任したことについても、マックスにとって重要な支えを失っただけでなく、チーム内が混乱し外部とのコミュニケーションも不全に陥っていると指摘しました。
こうした一連のネガティブな発言に対し、4季連続のチャンピオン獲得を目前にするマックスの父ヨス氏は黙っていられなかったようです。「ラルフはくだらないことを言いすぎている」と真っ向から反論し、シューマッハ氏の行き過ぎた批判を厳しく咎めました。
現場のレーサーやチーム関係者からも苦言を呈されることが多いラルフ氏ですが、今回のヨス氏の反応は、レッドブル批判に対する明確な拒絶反応と言えます。身内からの信頼が厚い分、外部からの容赦ないバッシングに対して、ヨス氏が改めて身を挺してチームと息子を守る姿勢を打ち出した形です。