南丹市小学生遺棄事件、父親の車を押収し本格追及へ
京都府南丹市で小学6年生の安達結希さんの遺体が見つかった事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された父親の安達優季容疑者の取り調べが本格化しています。京都府警は17日、事件に関与したとみられる容疑者所有の車両1台を押収し、南丹警察署へと移送しました。
押収されたのは黒っぽいトヨタのカローラで、セダンタイプの車両です。警察は車本体だけでなく、鍵や車載されていたドライブレコーダーなども一括して押収しました。捜査関係者への取材によると、このドライブレコーダーに記録されていた映像の一部が消去されていたことが新たに判明。残されていたデータを解析した結果、容疑者が結希さんの通う小学校の付近まで車を運転していた形跡が確認されたといいます。
南丹警察署は23日朝の取材に対し、付近の防犯カメラに映っていた車両はこのカローラであるとの見方を示しました。また、優季容疑者がこれまでの調べに対し「結希くんを乗せた」という趣旨の供述をしていることも明らかにしています。今後、車内の鑑識作業を徹底し、物証の確保を進める方針です。
優季容疑者の身柄については、17日から勾留請求の手続きが始まっており、裁判官による聞き取りが行われる予定です。警察は明日以降、本格的な取り調べを通じて、遺棄に至る詳細な動機や当時の状況について厳しく追及していくものとみられます。