不明男児の遺体確認も深まる謎、元刑事が指摘する落ち葉なしの違和感
京都府南丹市の山林で13日に見つかった遺体が、3月下旬から行方がわからなくなっていた同市立園部小学校6年の安達結希さんと確認された。京都府警の発表を受け、15日放送のテレビ朝日系羽鳥慎一モーニングショーでは、元警視庁刑事の小比巻文隆氏がこの不可解な事案について独自の視点を示した。
司法解剖の結果、安達さんの死因は不詳とされ、死亡時期は行方不明となった直後の3月下旬と判明している。現時点で事件性の有無については明らかになっていないが、小比巻氏は死因の特定が困難な理由について、遺体の損傷が激しいことが大きなネックになっていると分析した。亡くなった直後であれば体に痕跡が色濃く残るものの、月日が経過するほどに当時の状況を把握するのは難しくなると説明している。
一方で、遺体や着衣に目立った外傷がなかった点にも注目が集まっている。小比巻氏は、外部からの攻撃による身体的なダメージが確認できなかったことを示唆し、外因による死因の特定をより難しくさせている状況だと語った。
さらに議論を呼んでいるのが、遺体発見時の現場の様子だ。遺体は埋められた形跡がなく、さらに上から落ち葉などがかけられた様子もなかったという。小比巻氏はこの点について、隠匿の意図が感じられない一方で、自然に積もるはずの葉っぱさえ認められなかったことに違和感を表明した。こうした状況を鑑みると、ある程度時間が経過して損傷が進んだ遺体を、後からその場所へ運び込んできた可能性も考えざるを得ないと推察している。
断定的な情報が乏しく、依然として多くの疑問が残る今回の事案。小比巻氏は、開示されている情報が何を意味しているのか現段階では判断しきれず、謎が謎を呼ぶ展開となっていると締めくくった。