ウィル・オスプレイ王座奪取ならず、宿敵モクスリーに首の古傷を狙われ無念の敗北
カナダのバンクーバーで現地時間12日に開催されたAEWのPPVイベント「AEW DYNASTY」にて、ウィル・オスプレイ(32)がAEWコンチネンタル王者ジョン・モクスリー(40)に挑んだ。長期欠場の原因となった首の負傷を抱えながら戦い抜いたオスプレイだったが、最後は宿敵の非情な攻撃に屈し、ベルト獲得を逃した。
因縁の相手を前に、オスプレイは開始直後から全開だった。ゴングと同時に必殺のヒドゥンブレードを叩き込み、一気に勝負を決めにかかる。しかし、百戦錬磨のモクスリーはこれに動じない。戦いの舞台が場外へ移ると、コンクリート上でのパラダイムシフトを敢行。オスプレイは悶絶しながら古傷の首を押さえ、試合の主導権を完全に明け渡してしまった。
中盤、モクスリーはブルドッグチョークやゴッチ式パイルドライバーで首へダメージを蓄積させる。追い詰められたオスプレイも意地を見せ、オスカッターを迎撃されながらもヒドゥンブレードを強引にヒット。さらにスタイルズクラッシュから、相手の得意技であるブルドッグチョークを逆に出し、ヒドゥンブレードへ繋げる怒濤の反撃で会場を沸かせた。
勝負の分かれ目は終盤に訪れた。オスプレイがタイガードライバー91を仕掛けようとした際、これを阻止したモクスリーが鉄製ステップ上へのパイルドライバーを断行。致命的なダメージを負ったオスプレイは、リングに戻るのが精一杯の状態となった。モクスリーは容赦なくストンプ、さらに2連続のパラダイムシフトで追い打ちをかける。
カウント2で肩を上げ驚異的な粘りを見せたオスプレイだったが、最後はデスライダーを浴びて万事休す。3カウントが叩かれ、3月に復帰を果たしたばかりの「空飛ぶ暗殺者」はリングに沈んだ。
試合後、ベルト奪取による完全復活を果たせなかったオスプレイは、ショックを隠せない様子で口元を押さえ、スタッフの肩を借りて退場。首の負傷が悪化する中、悲痛な表情で会場を後にした。