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アフマダリエフ、井上尚弥戦から再始動へ 「日本でのビッグマッチは簡単じゃない」5月復帰を示唆

田島 恒一

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ムロジョン・アフマダリエフ

世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥に敗れたムロジョン・アフマダリエフが、再起に向けて本格的に動き出している。敗戦後はしばらくリングから離れていたが、早ければ5月にも復帰する見通しを明かし、再び世界戦線への浮上を狙う構えだ。

米専門誌「リング」が伝えたところによると、アフマダリエフは昨年9月の井上戦後、心身を整える時間を優先。サウジアラビアで息子とともにメッカ巡礼を行い、気持ちをリセットしていたという。

本人は井上との一戦について、「大きなダメージはなかったので、できるだけ早く戻りたかった」と振り返る一方で、「もう一度井上と戦いたい気持ちは強い。ただ、彼には指名試合などもあり、すぐの再戦は現実的ではない」と率直な胸の内を明かした。

さらに、アフマダリエフは敗戦を認めつつも、試合環境の違いにも言及した。

「井上と同じリングに立てたことは光栄だったし、多くを学べた。あの夜は彼の方が上だった」

そう潔く認めながらも、「最終的に調整し切れなかったのは自分の責任」としたうえで、「日本での試合は、アメリカやヨーロッパとは時間帯や日程、ルール面など、いろいろと勝手が違う。大舞台になればなるほど、ああした違いは誰にでも影響する」と語った。

この発言は、敗因を完全に外部要因へ向けたものではないものの、井上戦に向けたコンディショニングの難しさをにじませる内容でもある。強者との対戦を経たからこそ出てきた、複雑な本音とも受け取れそうだ。

今後については、スーパーバンタム級(122ポンド)にとどまるか、フェザー級(126ポンド)へ上げるかを含めて検討中だという。

「いくつか選択肢を見ている。近いうちに決めることになるが、5月には復帰したい。122ポンドでも126ポンドでも構わない。相手は誰でもいい。理想はタイトルマッチだけど、自分だけでは決められない。とにかく試合がしたい」

元王者らしい闘志は衰えていない。井上尚弥という“絶対王者”に敗れた経験をどう糧にするのか。階級据え置きか、それともフェザー級転向か。アフマダリエフの次の一手に注目が集まりそうだ。

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