元WWE王者アルベルト・デル・リオ妻への暴力で逮捕 過去にも複数の女性トラブル
かつてWWEのトップ戦線で活躍し、日本でも馴染み深いプロレスラーのアルベルト・デル・リオ(48)が、メキシコで妻に対する家庭内暴力(DV)の容疑で逮捕されたことが分かり、大きな波紋を広げている。
現地メディア「SDPニュース」などの報道によると、サン・ルイス・ポトシ州の治安部隊がデル・リオの妻から「夫に暴行された」との緊急通報を受けて現場へ急行。駆けつけた隊員が妻の身体に暴行の痕跡を確認したため、その場でデル・リオを拘束した。夫婦の間で激しい口論になり、身体的な暴力だけでなく言葉による罵りも浴びせたと伝えられている。当局による捜査は現在も続いており、SNS上では白いTシャツ姿で連行されるデル・リオの画像が拡散されるなど、騒然とした状況だ。
“仮面貴族”ミル・マスカラスを叔父に、“飛鳥仮面”ドス・カラスを父に持つプロレス界の名門出身である彼は、日本では「ドス・カラス・ジュニア」の名で覆面レスラーとして活躍。格闘技イベント「PRIDE武士道」ではミルコ・クロコップとも拳を交えた。その後、2010年からは素顔の「アルベルト・デル・リオ」としてWWEへ参戦。ジョン・シナら看板スターたちと王座を争い、世界最高峰のベルトを4度も手にするなど、その実力は誰もが認めるものだった。
しかし、華々しいキャリアの裏で私生活のトラブルは絶えなかった。過去には交際相手だった元WWEのペイジからDVを告発されたほか、元妻からも誘拐や性的暴行の疑いで訴えられた経緯がある。これら過去の容疑については、テキサス州の司法当局から正式に無罪判決を言い渡されているが、繰り返されるスキャンダルにファンの失望は隠せない。
名門の血筋を引くスター選手が再び起こしてしまった今回の事件。司法の判断とともに、今後のレスラー人生にどのような影響を及ぼすのか注目が集まっている。