荒井優希がラスベガスで圧巻の初防衛、必殺のかかと落としで米国ファンを魅了
東京女子プロレスが日本時間17日に開催した米ラスベガス大会にて、プリンセス・オブ・プリンセス選手権が行われました。3月の両国大会で第17代王者となった荒井優希が、挑戦者JーRODを退け、見事に初防衛を果たしました。
ベルトを手に堂々とした足取りでリングに上がった荒井でしたが、序盤はJーRODの圧倒的なパワーに押し込まれる苦しい展開が続きました。場外戦では鉄柱を巡る激しい攻防で顔面を打ち付ける場面もありましたが、現地の熱烈な声援が彼女を後押しします。反撃に転じた荒井は、ビッグブーツやボディースラム、さらにはトップロープからのドロップキックを次々と繰り出しました。得意のサソリ固めでは、ロープに逃れようとする相手の手を非情に振り払って絞り上げるなど、王者らしい冷徹な一面も見せつけました。
試合が佳境を迎えると、フルネルソンバスターでさらにダメージを与え、最後は11分18秒、渾身の必殺技Finallyを炸裂させて3カウントを奪いました。試合後には英語で対戦相手への敬意と愛を伝え、会場は温かい拍手に包まれました。
初の海外でのタイトルマッチという重圧を乗り越えた荒井は、バックステージで安堵の表情を見せました。自分自身を追い込んで臨んだ数日間を振り返り、王者として堂々と戦い抜いた自分を肯定したいと語りました。また、現地のファンから名前を呼ばれた喜びを噛み締めつつ、これまでの先輩たちが築いてきた道のりに感謝。もっと自分の存在を世界に知ってもらえるよう努力を続け、また必ずこの地に戻ってきたいと、さらなる飛躍を誓いました。