アストンマーティン・ホンダの再建に不可欠な「適材適所」の断行。低迷するチームへの提言と現状分析。
ホンダとアストンマーティンは正念場、専門家が指摘する復活への絶対条件とは
歴史的な低迷にあえぐF1のアストンマーティンに対し、パドックの重鎮たちが相次いで警鐘を鳴らしています。今シーズンからホンダとタッグを組んだ同チームですが、蓋を開けてみればマシンの深刻な振動トラブルや完走すら危うい状況が続き、全チームの中でも際立つ遅さを露呈する格好となりました。
英メディアのGPファンズによると、元F1ドライバーで解説者のマーティン・ブランドル氏は、ホンダがこの苦境を打破するために何が必要かを明確に説いています。ブランドル氏は、ホンダが今後まともに戦っていくためには、適切な人材を登用して正しい方向性を見いだすことが不可欠だとズバリ指摘しました。その上で、状況が改善するのは2027年までかかるだろうと予測し、現在はトップランナーから1周あたり3秒から4秒も遅れているという、悪夢のような現実を直視すべきだと強調しています。
また、評論家のジョリオン・パーマー氏もポッドキャスト番組で、ホンダは性能向上を急ぐ前に、まずは現状何が起きているのかを正確に理解する必要があると分析。ポイント争いに加わるまでには、やるべきことが山積しているとの見解を示しました。
開幕後には、チームの代表格であるエイドリアン・ニューウェイ氏が現在のスタッフを初心者と表現して波紋を呼びましたが、専門家たちの意見を総合すると、やはり現場における人材の適正化こそが、アストンマーティン復活に向けた最大の鍵となりそうです。しばらくは苦しい戦いが続くことが予想されますが、ホンダがこの難局をどう乗り越えるのか、その手腕に注目が集まっています。