バルサの欧州制覇は夢と消える 判定と退場に泣いた死闘の果てに8強敗退
欧州最高峰の舞台で、優勝候補の一角が力尽きました。現地時間14日に行われた欧州チャンピオンズリーグ準々決勝の第2戦。バルセロナは敵地でアトレチコ・マドリードを2ー1で下したものの、2戦合計スコア2ー3で準決勝進出の切符を逃しました。
試合は序盤から激しく動きました。前半4分にスペインの若き至宝ラミン・ヤマルが電光石火の先制弾を叩き込むと、24分にはフェラン・トーレスが追加点を奪い、バルサが主導権を握ります。しかし、直後の25分にはゴール前でフェルミン・ロペスの顔面に相手守護神のスパイクが直撃。流血に見舞われるアクシデントが起きると、31分には痛恨の失点を喫し、トータルスコアで再びリードを許す展開となりました。
後半に入ってもドラマは続きます。12分、再びトーレスがネットを揺らしてスタジアムを沸かせましたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によりオフサイドの判定。さらに34分にはエリック・ガルシアが退場処分を受け、第1戦に続いて数的不利を強いられる苦境に立たされました。
最後まで反撃を試みたバルサでしたが、及ばずタイムアップ。ハンジ・フリック監督は「落胆している。3点目を取るチャンスはあったが、素晴らしいプレーが勝利に結びつかなかった」と沈痛な面持ちで語りました。地元メディアのムンド・デポルティボ紙は「ゴール取り消しで希望は打ち砕かれた」と報じており、死闘を演じながらも散ったイレブンの精神的なダメージが、今後の国内リーグ戦にどう響くのか懸念されています。