ブルージェイズ岡本和真がチーム最多の3併殺でやり玉に 深刻な貧打の象徴か
新天地で主砲候補としての期待を背負う男が、思わぬ形で地元メディアの標的となっています。米メディアのヤードバーカーは、今季も得点力不足に苦しむブルージェイズの現状を報じる中で、岡本和真内野手が記録しているチームワーストの3併殺打をその象徴として取り上げました。
チームの低迷は数字にも顕著に表れています。16日終了時点で、ブルージェイズの総得点68はメジャー全30球団中25位。ア・リーグに限れば15球団中13位と、投手陣の力投を打線が援護できない試合が続いています。戦績も7勝11敗で、ア・リーグ東地区ではレッドソックスと並んで最下位に沈む苦しい船出となりました。失点93に対して得点が68という数字からも、投打の歯車が噛み合っていないことは明白です。
そんな停滞ムードを象徴したのが、敵地ミルウォーキーで行われた16日のブルワーズ戦でした。6番・一塁でスタメン出場した岡本は、4打数無安打1三振と沈黙。チーム全体でも6安打を放ちながら、得点は3回のスクイズによる1点のみという拙攻ぶりが目立ちました。アンドレス・ヒメネスが2安打と奮闘し、先発のパトリック・コービンも6回途中を1失点に抑える粘りを見せましたが、終盤には相手の小技に屈して1ー2で競り負け、カード負け越しを喫しました。
岡本はここまで17試合に出場し、打率2割、2本塁打、4打点、OPS.586と本来の力を発揮できているとは言い難い状況です。勝負強さを期待されているだけに、チャンスを潰す併殺打の多さが批判の対象となっています。
しかし、この苦境を岡本一人の責任とするのは酷かもしれません。チーム全体が長打不足に陥っており、打てない打線が先発投手陣に過度なプレッシャーを与えているとの指摘もあります。岡本の3併殺は、個人の不振という以上に、今のブルージェイズが抱える行き詰まりを如実に物語っていると言えそうです。