井岡一翔はNGで逆輸入ボクサーはOKか、ボクシング界のタトゥー規制に元王者から疑問の声
ボクシングの元東洋太平洋スーパーバンタム級王者で、現在はWakeRiseの会長を務める和気慎吾氏が、自身のYouTube番組「和気慎吾リーゼントチャンネル」を更新しました。ゲストにフレアジムの赤井祥彦会長を迎え、先日開催された興行を振り返る中で、日本のボクシング界が抱える「タトゥー規制」の矛盾について切り込む場面がありました。
話題に上がったのは、11日に両国国技館で行われたWBC世界バンタム級挑戦者決定戦のアンダーカードに出場した秋次克真選手です。米国を拠点とする「逆輸入ボクサー」として注目を集めた秋次選手ですが、試合ではタトゥーを露出した状態でリングに上がっていました。
これに対し和気氏は、日本国籍を持ちながらタトゥーが許容される現状に違和感を抱いた様子。「なぜ秋次選手はタトゥーを出してオッケーなのか。日本人なのに、JBC(日本ボクシングコミッション)に所属していないから許されるのか」と率直な疑問を投げかけました。
赤井会長の解説によれば、現在のルールでは所属先が海外であれば問題ないとのこと。一方で、たとえ外国人選手であっても日本のジムに所属していれば、試合時にはタトゥーを隠さなければならないという規定があるといいます。
この説明を受けた和気氏は、過去にタトゥー露出問題で騒動となった井岡一翔選手の例を引き合いに出し、「井岡選手も、もし消したくないのであれば米国へ拠点を移せばいいということか」と言及。ルール上の抜け穴とも取れる現状に困惑の色を見せました。
現場でも多くのファンから「なぜ彼は消さなくていいのか」と質問が飛んでいたと明かす赤井会長ですが、最後は「もっと試合の内容に注目しよう」と苦笑い。ルールの整合性を巡る議論は、今後も関係者の間で波紋を広げそうです。