どん底DeNAに救いの雨?相川監督も思わず本音、主力離脱と投手難に差した一筋の光
横浜スタジアムで10日に予定されていたDeNA対広島の一戦は、降り続く雨の影響により中止が決定しました。開幕から苦戦が続くチームにとって、この天候は文字通りの恵みの雨となったようです。
相川亮二監督は試合中止を受け、正直なところ本当にありがたいと率直な心境を明かしました。もちろん、球場に足を運んだファンの気持ちを考えれば残念な結果ではありますが、現在のチーム事情を鑑みると、この休息は極めて大きな意味を持ちます。
現在、チーム内では感染症の影が忍び寄っています。この日、相川監督はビシエド選手と梶原昂希選手の2人がインフルエンザに罹患したことを公表。特例事項として登録を抹消する方針を示しました。すでに右腕のデュプランティエ投手も同ウイルスにより離脱しており、一軍メンバーが次々と戦線を離れる非常事態に陥っています。指揮官も、これ以上の拡大を防ぐために徹底した対策が必要だと危機感をあらわにしました。
さらに深刻なのが、リーグワーストの防御率4.29と低迷する先発陣の再建です。開幕ローテーション組のうち入江大生投手や竹田祐投手が二軍調整中となり、新助っ人のコックス投手も上半身のコンディション不良で離脱したばかり。投げられる投手が不足し、ローテーションの維持すら危ぶまれる危機的状況でした。
しかし、この日の中止によって、先発予定だったエースの東克樹投手を翌日にスライド登板させることが可能になりました。全体の日程が一日後ろ倒しになることで、火の車となっていた投手運用の再編にようやくメドが立つ形となります。
3勝8敗と出遅れ、セ・リーグ5位に沈む新生ベイスターズ。戦力不足と不運が重なる苦境に立たされていますが、この雨が悪い流れを断ち切るきっかけとなるのか。最悪の事態を脱し、雨上がりの反撃に期待がかかります。