ダービー・アリンがついに頂点へ!MJFをわずか2分で粉砕しAEW世界王座を奪取
米プロレス団体AEWの看板番組ダイナマイトが現地時間15日にワシントンで開催され、カリスマ的な人気を誇るダービー・アリンが悲願のAEW世界王座を初めて獲得した。
2019年の旗揚げ当初からトップ戦線で体を張ったファイトを続け、ファンから絶大な支持を得てきたアリン。しかし、団体の最高峰ベルトにはあと一歩届かない日々が続いていた。一方、王者のMJFは数日前のPPV大会でケニー・オメガを退け防衛に成功したばかり。次期挑戦者に決まったアリンはこの日の放送内での王座戦を要求したが、MJFはいつもの屁理屈でこれを拒もうとする。
しかし、ここでトニー・カーン社長から「拒否すれば王座剥奪」という強硬な命令が下り、急きょメインイベントでのタイトルマッチが決定。試合前、バックステージではアリンの師匠的存在であるレジェンド、スティングからも激励を受け、運命のゴングが鳴り響いた。
試合は開始早々、MJFが卑劣な罠を仕掛ける。凶器のダイヤモンドリングをレフェリーに預けるフリをして、その隙に急所蹴りを見舞ったのだ。だが、アリンもタフだった。同じくレフェリーの死角を突いて急所打ちでお返しすると、そこからは一気呵成の攻めを見せる。
かつてタッグを組んだスティングの必殺技スコーピオンデスドロップを叩き込むと、さらに自身の代名詞であるコフィンドロップを投下。驚異の4連発でMJFを完全にKO状態に追い込むと、最後はヘッドロックからの丸め込みで3カウントを奪ってみせた。
決着時間はわずか2分15秒という衝撃の結末。新王者の誕生に、場内は大熱狂に包まれた。リング上にはオレンジ・キャシディやヤングバックスら仲間たちが続々と集結し、アリンの初戴冠を祝福。さらに花道からは、昨年3月に現役を引退したスティングが登場した。
かつての相棒の晴れ舞台に駆けつけたレジェンドは、アリンと熱い抱擁を交わすと、おなじみのポーズで新王者を指し示し、その功績を称えた。新時代の幕開けを予感させる、感動の戴冠劇となった。