ドジャースのパヘスが契約高騰の危機?コスパ最強の若武者が驚異の打率4割迫る猛打で評価急上昇
ワールドシリーズ3連覇へ向けて突き進むドジャースにおいて、いま最も熱い視線を浴びているのが若き外野手のアンディ・パヘスだ。15日(日本時間16日)の試合前時点で打率3割9分7厘、20打点、OPS1・131と、ナ・リーグの主要打撃部門でトップに君臨。その爆発的な打撃センスで打線を力強くけん引している。
わずか17試合の出場とはいえ、昨年のポストシーズンでOPS・211とどん底を味わった姿はもうどこにもない。キューバ出身の25歳は、2030年オフまで球団の支配下にあるが、現在の年俸は79万ドル(約1億2600万円)と極めてリーズナブル。スター軍団のドジャースにあって、屈指のコストパフォーマンスを誇る存在といえるだろう。
しかし、この活躍が続けば球団にとっては嬉しい悲鳴となりそうだ。米メディアの報道によれば、現時点で契約延長に向けた具体的な交渉は行われていないという。早期の長期契約は将来的な年俸抑制につながるメリットがある一方で、球団側はシーズンを通してこのパフォーマンスが維持できるかを慎重に見極めている段階のようだ。
こうした状況に球団専門メディアのドジャースウェイは、昨秋の低迷からパヘスに懐疑的だったファンも前言撤回せざるを得ない状況だと指摘。さらに、現在の活躍の6割程度でも維持することができれば、今後結ぶことになる契約金は当初の想定をはるかに上回る高額なものになるだろうと予測している。
メジャー屈指の資金力を誇るドジャースだが、若き才能への投資をいつ決断するのか。パヘスのバットが快音を響かせ続けるほど、球団フロントに突きつけられる選択肢の重みは増していきそうだ。