ドジャース守護神ディアスに異変か 指揮官の言葉とは裏腹に現地メディアが指摘する深刻な懸念
ドジャースは14日、本拠地でのメッツ戦を2ー1で制し接戦をものにした。先発した山本由伸投手が7回2/3を1失点と圧巻の投球を見せれば、同点の8回にはカイル・タッカー外野手が貴重な勝ち越し打を放ち勝利への道筋をつけた。しかし、ファンの視線が注がれたのは勝利の瞬間だけではない。本来なら守護神エドウィン・ディアス投手が締めるはずの9回、マウンドに上がったのは左腕のアレックス・ベシア投手だった。
ベシアは三者連続三振という完璧な内容で今季2セーブ目を挙げたが、試合後にはやはりディアスの状態に質問が及んだ。デーブ・ロバーツ監督は、試合前にブルペン調整を行っていたことを理由に登板を回避させたと説明。大谷翔平投手が先発する翌日の試合には復帰させたい意向を示し、事態を静観する構えを見せている。
だが、現地の空気感は決して楽観的なものではない。ディアスは10日のレンジャーズ戦で移籍後初となるセーブ失敗を喫して以来、マウンドから遠ざかっている。その際、本人が体調不良を認めていたことに加え、近年武器としてきた球速の低下が顕著になっていることも不安材料だ。
米メディアのヘビーは、この状況を重く受け止めている。ドジャース側はあくまで慎重な管理の一環としているが、同メディアは数日間の欠場と球速低下の組み合わせは単なる休養以上の意味を持つことが多いと分析。球団が公表しているよりもさらに深刻な問題を抱えているのではないかという、重傷説まで報じ始めている。
リーグ屈指の守護神に何が起きているのか。大谷の登板を翌日に控え、ドジャースの背負うリスクに全米の注目が集まっている。