ドジャースの守護神ディアスが告白した右膝の爆弾、球威低下で漂う暗雲
ドジャースの新守護神として期待を背負うエドウィン・ディアス投手が、自身のコンディションについて衝撃の告白をしました。3失点を喫して降板したレンジャーズ戦以降、マウンドから遠ざかっている右腕の身に何が起きているのか。ファンの間で不安が広がる中、本人が現在の率直な胸の内を明かしています。
指揮を執るロバーツ監督は、セーブシチュエーションでもトライネンやベシアを優先して起用するなど、ディアスの登板を回避する慎重な姿勢を見せています。これについてディアス本人は、米メディアの取材に対し、投球の準備自体はできているとしながらも、右膝に力が入らなくなるような独特の違和感があることを認めました。長年のキャリアで培った感覚から、ボールに本来の勢いが宿っていないことを痛感しているようです。
データ面でもその異変は顕著に表れています。平均球速はこれまでの97.2マイルから95.5マイルへと下落。自慢のスライダーも本来のキレを失っています。手痛い一発を浴びた直近の試合を振り返り、速球も変化球も納得のいくレベルになかったと漏らしたディアス。特に左打者に本塁打を許すことは極めて稀なケースだっただけに、本人のショックも隠せません。
背景にあるのは、2023年のWBCで見舞われた悲劇的な負傷です。ドミニカ共和国代表として勝利を喜んだ際、右膝膝蓋腱を断裂するという大怪我を負い、手術と長いリハビリを余儀なくされました。その後、メッツで守護神に返り咲いたものの、古傷の影は今もなお完全に消え去ってはいないようです。チームのウィークポイントを埋める最高の補強と目されていた右腕ですが、抱えた爆弾の再燃にドジャースの守護神プランは大きな岐路に立たされています。