ドジャース・キム・ヘソンが意地の今季1号!韓国メディアはロバーツ監督に皮肉「嫌わないで」
待望の瞬間は本拠地のファンを熱狂の渦に巻き込みました。現地時間16日、ロサンゼルスで行われたメッツ戦に8番・遊撃で先発出場したドジャースのキム・ヘソンが、2回の第1打席で今季第1号となる先制の2ランホームランを放ちました。
相手右腕ホームズが投じた4球目、甘く入ったシンカーを一閃。力強く振り抜かれた打球が右翼席へ吸い込まれると、ダイヤモンドを回るキム・ヘソンの顔には自然と笑みがこぼれました。決してホームランバッターではないものの、ここぞという場面で見せたパンチ力は、自身の価値を証明するには十分な一撃となりました。
この活躍に即座に反応したのが、母国・韓国のメディアです。スポーツメディアのOSENは、デーブ・ロバーツ監督に対して皮肉を込めた強烈な見出しで報じました。記事では「ロバーツ監督、私を嫌わないでください。キム・ヘソンが今季初ホームラン!」と綴られ、これまでの起用法に対する並々ならぬ不満をにじませています。
韓国側がこれほどまでに敏感になっているのには理由があります。昨シーズン、左投手相手には徹底的にベンチに下げられ、今季もオープン戦で4割を超える打率を残しながら開幕ロースターから外されるという苦い経験をしてきました。さらに先日行われたレンジャーズ戦では、キム・ヘソンが要求したABSチャレンジに失敗し、チームの権利を使い果たしたことで、試合後にロバーツ監督から苦言を呈されるという騒動もありました。
チャレンジ失敗の翌日にはスタメンを外され、その次の試合でも左腕が登板するタイミングで代打を送られるなど、不遇とも言える扱いが続いていたキム・ヘソン。ベッツの負傷という緊急事態によって巡ってきたチャンスですが、今回の一発は、冷ややかな視線を送る指揮官や周囲の雑音を黙らせる大きなアピールとなったはずです。不動のレギュラー奪取へ向けて、韓国の至宝が逆襲の狼煙を上げました。