スネル復帰間近で問われる真価、苦境の佐々木朗希にロバーツ監督が示した「先発続行」の決意
ドジャースの先発陣に大きな動きがありそうです。左肩の炎症によって離脱を余儀なくされていたブレイク・スネル投手が順調な回復を見せており、11日(日本時間12日)のレンジャース戦を前に実戦形式の登板を行う予定であることが分かりました。ロバーツ監督も5月中の復帰を明言しており、山本由伸投手との左右のダブルエースが揃い踏みとなれば、チームにとって大きな追い風となるのは間違いありません。
その一方で、スネルの復帰によって立場が危うくなりかねないのが、苦しい投球が続いている佐々木朗希投手です。ここまで2試合に登板して0勝1敗、防御率は7.00と精彩を欠いており、内容を見ても課題が山積しています。特に5失点を喫した前回5日の登板後には、女房役のラッシング捕手からも厳しい指摘が飛び出しました。
ラッシング捕手は地元メディアに対し、とにかく安定感に欠けると現状を分析。得意のスプリットでストライクが取れなければ相手に見極められてしまうとし、投球フォームの改善や、力の入れどころといった精神面でのアプローチについても再考が必要だと危機感を露わにしています。
しかし、こうした周囲の不安をよそに、ロバーツ監督は佐々木への信頼を強調しました。指揮官は、スネルが戻ってきたとしても佐々木をリリーフに回す考えはないと断言。現在、本人とコーチ陣の間で活発な対話が行われていることを明かし、自分の考えを素直に共有できている彼の精神的な成長を高く評価しています。
注目の次戦は12日(日本時間13日)、本拠地でのレンジャーズ戦が予定されています。エース帰還が秒読み段階に入る中、背水の陣とも言えるマウンドで佐々木がどのような修正能力を見せるのか。指揮官の抱く辛抱強さが報われるのか、真価を問われる一戦になりそうです。