フジテレビ、止まらない「女子アナ30代の壁」と若手の流出。勝野健アナの京都移住で露呈した現場の限界
フジテレビアナウンス室の激震が止まらない。
22日、竹内友佳アナ(37)が自身のInstagramで7月上旬の退社を発表した。これで定年退職を含め、わずか1年半の間に11人ものアナウンサーが同局を去ることになる。渡邊渚アナの退社を皮切りに、かつての「女子アナ王国」の看板は、今や土台から揺らいでいると言っても過言ではない。
今回の連鎖退職の中で、特に局内に衝撃を与えたのが入社4年目、26歳の勝野健アナの決断だ。
勝野アナは今月12日、今月末での番組卒業と退社を報告。1月に結婚したことを機に、生活の拠点を京都へ移し、今後はフリーとして活動するという。「これまで若手の退社といえば女子アナが中心でしたが、期待されていた男性若手が、しかも『地方への移住』を理由に辞めるのは前代未聞」と、フジ関係者は声を落とす。
学生時代の野球経験を活かし、スポーツ中継でも期待されていた勝野アナだが、現場では苦悩もあったようだ。
「実況では言い間違いが目立ち、厳しい声が上がることもありました。しかし、その一方で『ぽかぽか』などのバラエティで見せる対応力や、芸人との掛け合いは目を見張るものがあった。まさにこれから、というタイミングだっただけに、局側のショックは大きい」(同前)
かつては「局に残って看板を目指す」のがエリートコースだったが、今は違う。私生活の充実や、自分に合った環境を優先する若手のドライな価値観に、旧態依然とした組織体制が追いついていない実態が浮き彫りになった形だ。
中堅・若手の離脱が相次ぐ中、局の期待は入社3年目を迎える上垣皓太朗アナ(25)に一点集中している。その「老成したキャラクター」で一躍人気者となった彼だが、あまりに急激な世代交代のツケが、一人の若手の肩に重くのしかかろうとしている。