東京五輪金メダリストがUFCへ!迷走続いたゲイブル・スティーブソンがついに最高峰の舞台へ
東京五輪のレスリング・フリースタイル125キロ級で頂点に立ったゲイブル・スティーブソンが、世界最高峰の総合格闘技団体UFCとの契約を締結したことが明らかになりました。先週末に開催されたUFC327の会場で正式に発表され、格闘技ファンの間で大きな波紋を広げています。
25歳になったスティーブソンのデビュー戦は、7月11日にネバダ州ラスベガスで行われるUFC329になる見通しです。対戦相手は現時点で未定ですが、本人は自身のインスタグラムで公開した動画の中で、地球上で最も大きなデビューになると確信している。準備はできていると強気な姿勢を崩していません。
オリンピック制覇という輝かしい実績を持ちながら、その後のキャリアは多難の連続でした。2021年にプロレス団体WWEと異例の契約を結んだものの、大学でのレスリング活動を優先したことでデビューが遅れ、23年7月の初試合では精彩を欠いて観客から激しいブーイングを浴びる事態に。結局、テレビマッチはわずか1試合にとどまり、24年5月に解雇を言い渡されました。その後は米プロフットボールNFLのビルズに挑戦しましたが、こちらも開幕を待たずに契約解除となるなど、迷走ぶりが際立っていました。
心機一転、25年9月から総合格闘技の道へ進むと、驚異の身体能力を発揮して現在まで3連続KO勝利をマーク。MMAへの高い適性を見せつけたことで今回のビッグチャンスを掴み取りました。しかし、過去には性的暴行の疑いで逮捕(後に不起訴)されるなど私生活でも物議を醸してきただけに、SNS上では冷ややかな声も少なくありません。
新たなカート・アングルになれると言われていたのにWWEでは何もできなかった、彼にMMAは合わないのではないかといった懐疑的な意見が飛び交う中、かつてブロック・レスナーの再来とまで称された怪物が、今度こそ本物の輝きを放つことができるのか。その真価が問われる夏になりそうです。