巨人・石塚裕惺が二軍で今季第1号 一軍再昇格へ誓う「飛び抜けた存在」への脱皮
巨人の期待の若手、石塚裕惺内野手が、一軍復帰への足がかりとなる豪快な一発を放ちました。12日に平塚で行われたファーム・リーグのDeNA戦に「4番・遊撃」で先発出場した石塚は、両チーム無得点の2回、先頭打者として打席に向かいました。
相手右腕・入江が投じた2球目、低めの146キロ直球を鋭いスイングで捉えると、打球は低い弾道のまま右翼席へと突き刺さる先制のソロアーチとなりました。待望の今季第1号を放った石塚は、試合後に「しっかり芯で捉えることができた。久々にいい感触だったのでよかったです」と、納得の表情で振り返りました。
今春のキャンプでは一軍メンバーに抜擢され、背番号23を背負って必死のアピールを続けてきた石塚。しかし、オープン戦での打撃成績が伸び悩み、開幕を目前に控えたタイミングで二軍降格を言い渡されたという苦い経緯があります。
その悔しさを忘れていない二十歳の若武者は、本塁打にも浮かれる様子はありません。「やっぱり飛び抜けたものがないと、また一軍に呼んでもらえない」と、自身を冷静に見つめています。「結果はもちろんですが、内容にもこだわって、目に留まるようなものを出し続けないといけない」と、さらなる進化を誓いました。
高卒2年目、さらなる飛躍が期待される遊撃手。指揮官の目に留まるような「圧倒的な存在感」を二軍の舞台で示し続け、再び一軍のダイヤモンドへ戻る日を目指します。