巨人則本が甲子園で吠えた!移籍後初勝利はお預けも圧巻の虎封じで覚醒の予感
伝統の一戦で、巨人の則本昂大投手が格の違いを見せつけました。4月14日に甲子園球場で行われた阪神戦に先発した則本は、6回をわずか2安打無失点に抑え込む快投を披露。チームを勝利へと導く大きな原動力となりました。
立ち上がりから冷静なマウンドさばきが光りました。2点の援護をもらった直後の2回、味方の悪送球も絡んで二死一、二塁の窮地に立たされますが、守備陣の懸命なバックアップもあり無失点で切り抜けます。これでリズムを掴んだのか、中盤以降は阪神打線に付け入る隙を与えず、5回までパーフェクトに抑える圧巻のパフォーマンスを続けました。
最大の見せ場は2点リードで迎えた6回、二死一塁の場面でした。打席に迎えたのは阪神の中軸、森下。ここで則本は気迫のこもったストレートを投げ込み、見逃し三振を奪うと、マウンド上で熱い雄叫びを上げました。
降板後の7回に中継ぎ陣が逆転を許したため、則本自身の移籍後初勝利は惜しくも次戦以降へ持ち越しとなりましたが、その後のチームの劇的な逆転勝利を呼び込んだのは、間違いなく背番号15の粘り強い投球でした。試合後、則本は「大城卓三のリードを信じて、低めに丁寧に投げ切れた」と女房役への信頼を口にし、白星が消えたことについても「チームが勝つことが一番大事」とベテランらしい献身的な姿勢を見せました。
実は則本、これで甲子園では通算17イニング無失点を継続中。対阪神の通算防御率も1・08と驚異的な数字を叩き出しており、まさに天敵とも言える相性の良さを誇っています。独特な熱気に包まれる聖地の雰囲気を「脅威」と感じながらも、着実に結果を残し続ける35歳の右腕。巨人の新たな虎キラーとして、今後の優勝争いにおいても不可欠な存在となりそうです。