巨人・阿部監督も驚いた?竹丸和幸の転倒が招いた奇跡のトリックプレー
巨人は10日、東京ドームで行われたヤクルト戦に3ー2で競り勝ち、本拠地のファンを沸かせました。この試合で先発マウンドに上がったのは、今季2勝目を目指す24歳の左腕・竹丸和幸投手です。序盤は安定した立ち上がりを見せていた竹丸投手でしたが、中盤に思わぬアクシデントと、そこから生まれた珍プレーが球場を騒然とさせました。
3回まで無失点と快投を続けていた竹丸投手は、4回一死から3連打を浴びて満塁のピンチを背負います。犠飛で1点を失い、なおも二死一、二塁という場面で打席に赤羽選手を迎えた際、事件は起きました。5球目を投じようとした瞬間、踏み込んだ右足のかかとがマウンドの傾斜で滑り、竹丸投手はその場に激しく転倒してしまったのです。
投球は大きくすっぽ抜けましたが、ここで光ったのが捕手・岸田選手の冷静な判断でした。即座にボールを処理して送球し、三塁を狙った二塁走者をアウトに仕留めたのです。予期せぬ形での3アウトチェンジに、ピンチを脱した竹丸投手も驚きの表情を見せました。
試合後、6回途中8安打1失点という粘りの内容で勝ち星を挙げた左腕に対し、阿部慎之助監督は、打たれたことは反省材料としつつも、要所を締めた投球が勝利に直結したと評価。注目の転倒シーンについては、なんか、トリックプレーみたいになっちゃったねとユーモアを交えて振り返りました。計算外のプレーをも味方につけた竹丸投手の粘投が、チームに大きな白星を呼び込む形となりました。