巨人・田中将大が聖地で意地の1勝!阿部監督は接戦制し「自分たちがやるべきことをやるだけ」
降りしきる雨によるスライド登板という難しい調整を強いられながらも、ベテラン右腕が意地を見せました。巨人は16日、甲子園球場で行われた阪神戦に4対3で競り勝ち、雨天中止を挟んでこのカード2連勝を飾りました。
注目は巨人移籍後、シーズン中に初めて甲子園のマウンドへ凱旋した先発の田中将大投手です。阪神戦への登板自体が移籍2年目で初という異例のシチュエーションに加え、前日の雨天中止によるスライド登板。精神的な負担も大きい一戦でしたが、田中は持ち前の制球力を武器に強力な阪神打線を封じ込めました。6回3失点と試合を作り、自身にとって実に16年ぶりとなる甲子園での対阪神戦白星を手にしました。
打線も主役を強力にバックアップしました。初回、期待の新戦力ダルベック選手が先制の3ランを放ち主導権を握ると、3回にはキャベッジ選手が貴重な適時打を放ち追加点を奪取。救援陣も1点差のリードを必死の継投で守り抜き、接戦をモノにしました。
試合後、阿部慎之助監督は「いや、もう想定内ですね」と苦笑いを浮かべつつも、接戦を勝ち切ったナインを称えました。殊勲のダルベック選手については「非常に貴重な一発。これをきっかけにしてほしい」と期待を寄せ、粘投した田中投手には「スライドは精神的にきつかったはず。よく粘ってくれた」と労いの言葉を贈りました。
伝統の一戦を勝ち越した巨人は、17日から首位・ヤクルトとの3連戦に挑みます。阿部監督は「とにかく自分たちがやるべきことをやるだけ。甲子園での2勝は大きいが、帰ってからも大事な試合が続く。もう一度チームとして気を引き締めたい」と語り、次なる戦いを見据えていました。