元横綱・白鵬が描く相撲の未来 豊田章男会長も「親友」として強力バックアップ
大相撲の歴史を塗り替えてきた元横綱の白鵬翔氏が、土俵を降りた今、新たな戦いに挑んでいます。自身のユーチューブチャンネル「相撲を、世界へ」で公開された動画では、2月にトヨタアリーナ東京で開催された「第16回世界相撲大会 白鵬杯」の舞台裏に密着。そこには、相撲という伝統文化を世界的なスポーツへと押し上げようとする、情熱に溢れた白鵬氏の姿がありました。
昨年6月に日本相撲協会を退職した白鵬氏は、現在アマチュア相撲の普及と発展に全力を注いでいます。その先に見据えているのは、相撲のオリンピック競技採用という大きな目標です。国際相撲連盟の顧問に就任した同氏は、今大会がその立場での初仕事ということもあり、並々ならぬ気合で臨みました。
動画の中で白鵬氏は、子供たちや選手たちに夢と希望を与えることの重要性を説きました。野球選手がワールドシリーズを夢見るように、相撲の世界にも誰もが憧れる世界舞台が必要だと力説。相撲のワールドシリーズと呼べる場所はまだ少ない。土俵は一つしかないが、それをどんどん増やしていきたいと、世界展開への意欲を言葉にしました。
そんな白鵬氏の強力なパートナーとなっているのが、トヨタ自動車の代表取締役会長であり、国際相撲連盟の会長も務める豊田章男氏です。大会に駆けつけた豊田会長は、白鵬氏の活動について、心と技が重なり合うこの素晴らしいスポーツを世界に広めたいという考えに深く共感していると語りました。
さらに、二人の関係性についても言及。白鵬氏とは長年の友人であり、何をするにしても応援するのが友人としての務めであると、厚い信頼関係を明かしました。グローバル企業のトップと角界のレジェンド。立場は違えど、相撲の可能性を信じる二人の絆が、相撲界の新たな扉を開こうとしています。