阪神・藤川監督、今季初の連敗も動じず。佐藤輝明の衝撃アーチを糧に切り替え。
聖地・甲子園がため息に包まれました。2026年4月16日、阪神は巨人を相手に3対4で競り負け、今季初となる2連敗を喫しました。首位を走るヤクルトとのゲーム差は1.5に拡大しましたが、指揮官の藤川球児監督はいたって冷静です。試合後、連敗について問われると、特にコメントすることはないとした上で、気にせず慣れていくことですねと努めて淡々と振り返りました。
敗戦の中で虎党に希望を見せたのは、主砲の一振りでした。3点を追う初回、二死一塁の場面で打席に立った佐藤輝明が、巨人先発の田中将大が投じた145キロの直球を完璧に捉えました。打球は左から右へと吹く強風に乗り、バックスクリーンへ一直線。打球速度166キロ、角度38度という規格外の4号2ランに、百戦錬磨の田中もマウンドで呆然と立ち尽くすのみでした。佐藤自身は、いい風が吹いてくれたと謙遜しましたが、藤川監督はこうした展開が1年続く。全てを糧にしてやっていくと主砲の活躍を評価しました。
一方で、課題が浮き彫りになったのは新外国人のルーカスです。初回、制球を乱して連続四球を与えると、新助っ人のダルベックに3ランを浴びて先制を許しました。3回にもクリーンアップに3連打を浴びるなど、走者を背負う苦しい投球が続き、5回7安打4失点でマウンドを降りました。来日から3試合連続で初回に失点するなど立ち上がりの脆さが目立ちますが、藤川監督は、4月ですからどんな選手も簡単ではないとかばいました。
次戦からは、前回3連勝を飾っている相性の良い中日とのカードが控えています。指揮官が語る通り、この連敗をシーズンという長い道のりの一過程として消化し、再び勢いを取り戻せるか。虎の修正力が試されています。