阪神が首位陥落、守備の乱れと新助っ人被弾に藤川監督もわずか50秒で会見終了
甲子園で行われた14日の巨人戦で、阪神は3ー4の逆転負けを喫しました。連勝は4で止まり、ヤクルトの勝利によって首位の座を明け渡す形となりました。
試合が動いたのは7回でした。2点を追う場面で佐藤輝明、大山の連打から好機を広げると、前川右京と高寺望夢の適時打で一挙3得点を奪い、鮮やかな逆転劇を見せます。しかし、勝利へのカウントダウンが始まった終盤に暗雲が立ち込めました。
8回に登板したのは、ここまで防御率0・00と完璧な投球を続けていた新助っ人のダウリ・モレッタでした。二死までテンポよく打ち取ったものの、大城卓三に投じた3球目の直球を完璧に捉えられます。右翼席へ飛び込む同点弾に、詰めかけた虎党からは大きなため息が漏れました。さらに9回には、4番手の岩崎優が代打・坂本勇人の安打からピンチを招き、新加入の松本航大に勝ち越し適時打を浴びて万事休しました。
この日は、普段の鉄壁な守備にもほころびが目立ちました。先発の才木浩人が6回2失点(自責1)と粘りを見せる中で、2回には木浪聖也の失策や中野拓夢の後逸が重なり失点。7回にも大山の後逸が出るなど、不自然な形での走者の進塁が試合の流れを重くしました。
試合後、藤川球児監督はタイガースペースっぽくはなかったと渋い表情で振り返りました。巨人も全力できているので、お互いにギリギリの勝負をしていく。これを経てまた強くなっていけばいいだけと前を向きましたが、わずか50秒で会見場を後にしました。明日以降、チームがどう立て直しを図るのか、藤川阪神の真価が問われそうです。