阪神・才木浩人が粘投実らず、不運重なりGキラーの連勝ストップ
聖地・甲子園で宿敵との一戦に先発した阪神の才木浩人投手が、波乱の展開に泣いた。14日に行われた巨人戦に登板した才木は、6回を投げ切り7安打8奪三振、2失点(自責点1)という力投を見せたが、今季3勝目を手にすることはできなかった。
立ち上がりの2回、才木を襲ったのは味方守備の乱れだった。先頭打者を失策で歩かせると、続く打者にも安打を許し無死一、二塁のピンチを背負う。さらに次打者の二ゴロ併殺コースかと思われた打球を二塁手の中野が後逸し、手痛い先制点を献上。その後もフェンス直撃の適時打を浴びるなど、自身のミスではない失点が重なる苦しいマウンドとなった。
思わぬ展開にマウンド上で険しい表情を浮かべる場面もあったが、右腕はそこから驚異の粘りを見せる。4回と5回には得点圏に走者を背負う絶体絶命のピンチを招いたが、最速155キロを計測した直球と切れ味鋭いフォークを武器に後続を断ち切り、追加点を許さない。
試合後、才木は「今日は序盤から不運な展開が多かった」と悔しさをにじませつつも、「こういう日もある。粘り強く投げて要所を締められたのは良かった」と前を向いた。
2024年から対巨人戦で7連勝中と圧倒的な相性を誇っていた才木だったが、この日は白星に恵まれず〝Gキラー〟としての連勝もストップ。チームは終盤に逆転を許し3ー4で敗戦。首位の座を明け渡す痛い一敗となった。