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松山英樹、マスターズで見せたパット進化の兆しと次なる課題

田島 恒一

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松山英樹

ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開催された今季メジャー初戦、マスターズ。通算5アンダーの12位という結果に終わった松山英樹は、2021年以来となる自身2度目のグリーンジャケットには届かなかったものの、表情には確かな収穫がにじんでいました。来年は優勝争いができるよう頑張りたいとリベンジを誓う背中には、かつての苦手意識を払拭しつつある自信が漂っています。

今大会、連覇を成し遂げたローリー・マキロイとの7打差を分けたのは、勝負どころでのパッティングだったという見方は少なくありません。特に悔やまれるのが大会3日目です。前半こそスコアを3つ伸ばす快走を見せたものの、後半は失速。17番で1.5メートルのパーパットを外すなど、本来沈めるべき短い距離を決めきれず、結局この日はスコアを伸ばせないまま終えることとなりました。

しかし、その技術面に注目すると、大きな変化が起きているようです。日本ゴルフツアー機構の小泉直顧問は、松山のパッティングフォームの進化を高く評価しています。以前は広めだったスタンスをあえて狭くし、右サイドを軸に静かにストロークする現在のスタイルを、最高の打ち方であると断言。実際に、これまでは取りこぼしがちだった2から3メートルの重要なパーパットを沈める場面も目立っていました。

技術的な完成度が高まる一方で、完全復活へのラストピースとして指摘されているのが決断力です。ゴルフに不可欠な要素とされる集中力や自制心に加え、打つ前の思考の整理、すなわち決断する力が、かつての絶好調時と比べるとまだ本調子ではないという分析です。世界トップクラスを維持し続けるショットの精度に、この決断力が伴ったパッティングが噛み合えば、再び頂点に立つ日は近いでしょう。来年のマスターズを待たずとも、今季残る3つのメジャー大会で松山が歓喜の瞬間を迎える可能性は十分にありそうです。

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