松山英樹に追い風 米メディア注目の“奇妙な統計”でマキロイらと並ぶ優勝候補に
男子ゴルフの今季メジャー初戦「マスターズ」が9日に米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC(パー72)で開幕する。13年連続15度目の出場となる松山英樹(34=LEXUS)が、米専門メディアから優勝候補の一人として注目を集めている。
2021年に日本男子初のマスターズ制覇を成し遂げた松山は、今回が5年ぶり2度目の優勝を狙う舞台。そんな中、米専門メディア「GolfDigest」は、優勝争いを占う“奇妙な統計データ”に着目し、「2026年の勝者は練習場にヒントがあるかもしれない」と報じた。
同メディアは、先月行われた「プレーヤーズ選手権」をもとに、練習場での打球傾向と大会中のストロークゲインとの関連性を分析。決定打となる結論には至らなかったとしながらも、興味深い傾向が2つ見えたという。そのうち“良い兆候”として挙げられたのが、練習場で打つボールのうち30%以上を60~100ヤードのウェッジショットに使っているケースだった。
その基準をもとに、マスターズ開幕前2日間の練習データから“好成績が期待できる選手”として名前が挙がったのが、2連覇を狙うロリー・マキロイ(英国)やジャスティン・トーマス(米国)ら5人。そして、その中に松山も含まれていた。
松山は前日、コースには出ず、練習場でショットやパットの最終チェックに専念。実はこの流れは、初優勝を果たした2021年と同じ。あえて練習ラウンドを行わない調整法で本番に備えており、再びグリーンジャケットに手をかける準備を整えている。
7日には、歴代王者が顔をそろえる恒例のチャンピオンズディナーにも出席。今回は前年王者のマキロイがホスト役を務め、松山もグリーンジャケット姿でその場に加わった。
初日は、メジャー2勝のコリン・モリカワ、ラッセル・ヘンリー(ともに米国)と同組でラウンドする。松山は7日の時点で「去年よりはいい状態で来ているのかな」と手応えを口にし、「またグリーンジャケットを着られるように頑張りたい」と力強く語っていた。今季最初のメジャーで、再び主役に躍り出るか注目が集まる。