イチロー氏の銅像がバット折れの大ハプニング、ヤンキースが伝説の守護神の名を借りて粋な謝罪
シアトルのTモバイルパークで行われた、マリナーズのレジェンドであるイチロー氏の球団殿堂入り記念銅像除幕式。多くのファンが固唾を呑んで見守る中、お披露目された銅像のバットが折れているという、まさかのハプニングが会場を襲いました。
本来であれば球団側の大きな失態となるところですが、現場は思わぬ爆笑に包まれました。壇上のイチロー氏は、自身の殿堂入り投票が満票まであと1票足りなかった過去を持ち出し、今日はバットが折れてしまった、自分にはまだ何かが足りないという戒めでしょうとコメント。自虐を交えた見事な返しでメディアの笑いを誘いました。
さらにイチロー氏は、まさかマリアーノ・リベラがここに来てバットを折るとは思わなかったと、かつてのライバルであり、史上唯一の満票殿堂入りを果たした元ヤンキースの守護神の名前を挙げてジョークを飛ばしました。
この発言に即座に反応したのがヤンキース公式Xです。引退から何年も経った今でもモーはバットを折っているようです、イチロー、ごめんなさいと投稿。カッターを武器に打者のバットを粉砕してきたリベラ氏の現役時代を彷彿とさせる、愛のある謝罪を贈りました。
現地メディアによれば、実際にはイチロー氏こそがリベラ氏にとっての天敵だったといいます。通算対戦成績で打率3割8分5厘と打ち込んでおり、2009年には守護神から劇的なサヨナラ本塁打を放った記録も残っています。バットは折れても、両者のリスペクトが詰まったこのやり取りは、日米の野球ファンの心を揺さぶっています。