アストロズ今井達也に暗雲 右腕の精密検査で緊急帰国、先発ローテ崩壊の危機に
アストロズに所属する今井達也投手が、早くも大きな試練に直面しています。球団は現地時間11日、今井が遠征先のシアトルを離れ、右腕の疲労に伴う精密検査を受けるために本拠地ヒューストンへ戻ったことを発表しました。
異変が起きたのは前日のマリナーズ戦でした。マウンドに上がった今井は序盤から制球を乱し、1回を投げ切ることなく5つの四死球を献上。3失点を喫し、わずか37球で降板するという乱調ぶりを見せていました。試合後、エスパーダ監督は今井が腕の疲労を訴えていたことを明かし、大事を取って即座に帰宅させ医師の診察を受けさせる決断を下したと説明。監督は「何も問題がないことを願うばかりだが、決して良い知らせではない」と、苦渋の表情で語っています。
この事態を深刻に受け止めているのが地元メディアです。チームはすでにブラウンとハビエルの主力2投手を右肩の張りで欠いており、もし今井までもが負傷者リスト入りすることになれば、開幕からわずか14試合で先発ローテーションの5人のうち3人が不在という異常事態に陥ります。
米メディア「アルバット」は、先発陣の相次ぐ離脱によりリリーフ陣の負担が急増している現状を指摘。「上位争いを目指すチームにとって極めて大きな痛手であり、先発投手がリリーフより短いイニングしか投げられていないのは危険な兆候だ」と、早急な立て直しが必要であると警鐘を鳴らしました。
今季、ここまで3試合に登板し1勝を挙げているものの、防御率は7・27と苦戦が続いていた今井。シアトルの寒さや硬いマウンドへの対応に苦しんだ末の離脱となりましたが、検査の結果次第ではチームの今季を左右する重大な局面を迎えそうです。