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アストロズ今井達也に突きつけられた現実、打倒ドジャースの威勢はどこへ、弱気発言で皮肉の的に

田島 恒一

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今井達也

鳴り物入りでメジャーに挑戦したアストロズの今井達也投手が、早くも大きな試練に直面しています。現地時間4月10日に行われたマリナーズ戦に先発した今井でしたが、そのマウンドはあまりにショッキングなものでした。わずか3分の1回を投げて37球、4つの四球と1つの死球を与える大乱調で降板。その後、右腕の疲労を理由に15日間の負傷者リスト入りが発表されました。ここまで3試合に登板して1勝0敗、防御率7.27という数字は、期待された右腕のスタートとしてはあまりに寂しいものと言わざるを得ません。

この苦境を見逃さなかったのが、かつて今井が獲得候補に挙げられていたドジャースの専門メディア、ドジャース・ウェイです。同メディアは、今井がオフに語ったドジャースに入るより、ああいうチームを倒して世界一になる方が価値がある、むしろ倒したいという強気な発言を蒸し返し、ロサンゼルスこそが答えだったのかもしれないと手厳しい皮肉をぶつけました。さらに、多くの日本人スター選手を抱えるドジャースの環境こそが、今の彼には必要だったのではないかと分析し、波紋を広げています。

今井がアストロズを選んだ背景には、あえて日本人がいない環境に身を置き、自力で文化の壁を乗り越えたいという強いこだわりがありました。実際にドジャースには大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希という3人の日本人投手が在籍していますが、アストロズにおいて日本プロ野球から直接移籍した選手は今井が初めて。その反骨心は当初、高く評価されていました。

しかし、負傷者リスト入りに際して今井が通訳を通じて明かした本音は、これまでの強気な姿勢とは対照的なものでした。野球以外の面も含めて米国での生活に適応できていないと、率直な苦悩を告白。移動の負担や食事のタイミング、さらにはマウンドやボールの対応に苦慮し、それが疲労蓄積につながったと説明しています。球団側は全面的なバックアップを約束していますが、自ら孤独な道を選び、ライバルへの敵対心を隠さなかった27歳のこの告白は、現地で弱気と捉えられても仕方のないタイミングでした。

威勢のいい言葉は、マウンドでの結果が伴ってこそ説得力を持ちます。開幕からわずか3試合で壁にぶつかった今井が、再び打倒ドジャースを口にするためには、まずは心身ともに立て直し、言葉ではなく右腕でその価値を証明するしかなさそうです。

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