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カブス今永昇太が待望の今季初勝利!自己最多11Kの快投もチームは故障者続出で緊急事態

田島 恒一

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今永昇太

シカゴ・カブスの今永昇太投手が15日(日本時間16日)、敵地で行われたフィリーズ戦に先発登板し、圧巻の奪三振ショーを披露して今季初白星を手にしました。6回を投げて被安打3、失点はわずか1。自己最多となる11個の三振を奪う快投で、ようやく報われる形となりました。

試合は立ち上がり、先頭のターナーにソロ本塁打を許す不穏な幕開けとなりましたが、今永は動じませんでした。その後は力強い投球でフィリーズ打線をねじ伏せ、降板する6回まで毎回の奪三振を記録。これまでの登板ではなかなか援護に恵まれない展開が続いていましたが、この日は打線が爆発しました。2本の本塁打を含む15安打で11得点を奪う猛攻を見せ、エースの好投を強力にバックアップしました。

しかし、この勝利の裏でチームは深刻な事態に見舞われています。右ヒジの張りで負傷者リスト(IL)入りしていた救援右腕のポーター・ホッジ投手が、靱帯の修復手術を受けることが決定しました。米メディアは一斉に今季中の復帰は絶望的であると報じており、好調な今永の白星に水を差す形での大きな誤算となりました。

米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」は、この状況を厳しく指摘しています。記事では「カブスは故障者の続出によって極めて深刻な状況に追い込まれている。これ以上の離脱者は許されない」と危機感をあらわにしました。

現在のカブスは、先発陣でもスティールやボイドがIL入りしており、期待のホートンも今季中の復帰が不可能な状態です。さらにリリーフ陣も、今回手術が決まったホッジのほかに、マトン、ハービー、ウィックス、ロバーツといった主要メンバーが軒並み離脱しており、投手運用のやりくりが困難を極めています。

そんな満身創痍のチームにおいて、防御率2・45と抜群の安定感を誇る今永の存在感は、今後ますます高まっていくことになりそうです。日本が誇る左腕が、この苦境に立たされた名門チームを救う大きな柱となれるのか、注目が集まっています。

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