FC東京の好調を支える松橋チルドレン稲村隼翔が分析する進化の理由
明治安田百年構想リーグで東地区2位と躍進を見せるFC東京。その快進撃の舞台裏を、今季からチームに加わったDF稲村隼翔が語りました。16日に小平市内で行われた公開練習後、取材に応じた稲村は、指揮官である松橋力蔵監督の戦術がチームに深く浸透している現状を独自の視点で分析しています。
稲村にとって松橋監督は、東洋大在学中の2024年に期限付き移籍先の新潟でルヴァンカップ準優勝を共に掴み取った恩師です。昨夏のセルティック移籍を経て、今年1月にレンタルで東京へ加入。再び師事することになった教え子は、今季ここまでセンターバックとして8試合に出場し、自身の武器であるロングフィードの精度向上に手応えを感じているといいます。
昨季は11位と苦しんだチームがなぜ一変したのか。稲村は、去年はあまり出していなかったという力さんの色が、今年はより強まっていると感じると指摘します。新潟時代の教え子であるDF橋本健人の加入や、既存の選手たちが監督の意図を深く理解し始めたことが、好循環を生んでいるようです。
さらに稲村は、東京が伝統的に持つ守備の堅実さやカウンターの鋭さに、松橋監督のポゼッションサッカーがうまく融合していると分析。監督はポゼッションを重視しながらも、1本のパスでゴールを狙えるならそれでいいという柔軟な考えの持ち主だと全幅の信頼を寄せています。指揮官のアイデアを体現し、悲願のタイトル獲得へ。若きディフェンダーの成長が、チームをさらなる高みへと押し上げそうです。