井上尚弥のSバンタム残留宣言にファン複雑 バム戦浮上もフェザー級転向を望む声が噴出
プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者、井上尚弥選手の発言がファンの間で大きな議論を呼んでいます。
事の発端は、今月6日に行われたTikTokライブでの一幕でした。井上選手は5月2日に東京ドームで開催される中谷潤人選手との大一番を終えた後の展望について、引き続きスーパーバンタム級にとどまり「もう一つくらいかな」と、同階級での試合を継続する意向を明かしたのです。これを受け、対戦候補として世界スーパーフライ級3団体統一王者のジェシー・バム・ロドリゲス選手の名前が急浮上しています。
しかし、このプランに対してSNS上では慎重な意見が目立ちます。最大の懸念点は、両者の間にある2階級もの壁です。ロドリゲス選手がスーパーバンタム級まで体重を上げるには、少なくとも1年から2年の準備期間が必要と見られており、現実的ではないという指摘が相次いでいます。ネット上では、たとえ今年の年末に設定したとしても無理があるといった声や、井上選手が相手に合わせてバンタム級に下げるメリットは皆無であるといった冷ややかな反応も見られました。
さらに、多くのファンが危惧しているのが「時間」の問題です。現在33歳の井上選手にとって、キャリアの集大成に向けたフェザー級転向は避けて通れない道です。バムとの対戦を待つことで、フェザー級での4団体統一という壮大な目標に影響が出ることを心配する声は根強く、バムがフェザーまで上げてきた時に戦えばいいといった意見も目立ちます。
ファンからは、一刻も早くフェザー級に上げて、WBO王者のラファエル・エスピノサやWBA王者のブランドン・フィゲロアといった強豪とのマッチアップを望む熱い要望が寄せられています。モンスターの次なる一歩はどこに向かうのか、その一挙手一投足に世界中の熱視線が注がれています。