井岡一翔は井上拓真に勝てない?亀田大毅氏が指摘する階級の壁とパワーの差
ボクシング界が熱視線を送る5月2日の東京ドーム大会。WBC世界バンタム級王者・井上拓真に、階級を上げて挑む元4階級制覇王者・井岡一翔。このビッグマッチについて、元世界2階級王者の亀田大毅氏が自身のYouTubeチャンネルで鋭い分析を披露しました。
亀田氏は、井岡のボクシングIQの高さやディフェンス技術をすさまじいと絶賛しつつも、今回のバンタム級での戦いには厳しい見解を示しています。最大の懸念点は、やはり体格とパワーの差です。亀田氏は、井上拓真がスーパーバンタム級に近い体格を誇るのに対し、井岡はフライ級から無理に体を作った印象が拭えないと指摘。スーパーフライ級時代でもパワー負けを技術でカバーする場面が多かったとし、バンタム級の舞台ではその技術さえ通用しなくなる可能性を示唆しました。
具体的な試合展開として、亀田氏は井岡の技術をもってしても、通用するのは4ラウンドまでと予測。5ラウンド以降は、井上拓真の圧力に押しつぶされる形でポイントを奪われる展開になると見ています。井岡が大きく崩れて倒れるシーンこそ少ないものの、中盤からは判定で差が開いていく厳しい戦いになるとの予想です。
ボクシングは階級スポーツであることを改めて強調した亀田氏は、最終的なスコアについても具体的に言及。116対112、あるいはそれ以上の大差がつく可能性もあるとし、井上拓真の判定勝利を断言しました。名実ともに日本ボクシング界を牽引してきた両雄の激突ですが、亀田氏の目には、階級という絶対的な壁が立ちはだかる残酷な結末が見えているようです。