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6時間がストレス軽減の分かれ道?専門家に聞く理想の睡眠習慣と寝だめの罠

押切愛里

朝起きた瞬間に疲れを感じたり、夜中に何度も目が覚めてしまったりすることはありませんか。こうした自覚症状は、身体が求めている睡眠量を確保できていないサインかもしれません。睡眠不足が慢性化すると、集中力の低下やケアレスミスの増加だけでなく、メンタルヘルスにも深刻な影響を及ぼすことが分かってきました。

ストレスチェック研究所のアナリストである押切愛里さんによると、最新の調査で睡眠時間とストレスには密接な関係があることが浮き彫りになったといいます。約323万人ものビッグデータを分析した結果、睡眠時間が6時間を境にして、それより短い人はストレスを感じやすく、長い人はストレスが低いという明確な傾向が見られました。日々のストレスを予防するためには、最低でも6時間以上の睡眠を死守することが重要な鍵となりそうです。

さらに、深刻なのは睡眠不足が生活習慣病のリスクを高める可能性があるという点です。日本人の平均睡眠時間は先進国の中でも最短クラスと言われており、多くの人が潜在的なリスクを抱えています。

こうした状況で、平日の不足分を週末に補おうとする寝だめを実践している人も多いのではないでしょうか。かつては推奨された時期もありましたが、現在では寝だめは体内リズムを崩し、かえって身体への負担が大きくなることが指摘されています。週末にまとめて眠るよりも、まずは毎日安定した睡眠時間を確保する習慣をつくることが、心身の健康を守るための近道と言えそうです。

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