ジュード・ロウがプーチン大統領に、新作映画で魅せる別人級の変貌と圧倒的な演技
イギリスの名俳優ジュード・ロウがロシアのプーチン大統領役に挑んだ新作映画、クレムリンの魔術師の最新予告編が4月13日に公開され、その衝撃的な姿が大きな注目を集めています。現在53歳のロウが見せる圧巻のパフォーマンスに対し、米ピープル誌は圧倒的な演技を披露していると手放しで絶賛。かつての端正な顔立ちを封印し、劇中ではほとんど別人に見えるほどの変貌を遂げています。
本作は、イタリアの作家ジュリアーノ・デ・エンポリによる同名小説を映画化したもの。舞台は1991年のソ連崩壊後、混乱の極致にあったロシアです。物語は、当時KGBの将校だったプーチンが、いかにして絶対的な権力を手中に収めていったのかを克明に描き出します。
共演には、THE BATMANーザ・バットマンーのリドラー役で強烈な印象を残したポール・ダノが名を連ねています。ダノが演じるのは、プーチンの権力掌握を裏で支える架空の策士バラノフ。暴力と欺瞞を駆使して鉄のカーテンの向こう側の世界を再構築しようとする二人の野望は、やがて嘘と腐敗にまみれた支配へと繋がり、暗殺や専制政治、そして最終的には全面戦争へと加速していく緊迫のサスペンスに仕上がっています。
メガホンを取ったのは、2016年の映画パーソナル・ショッパーでカンヌ国際映画祭監督賞に輝いたフランスの名匠オリヴィエ・アサヤス監督。昨年8月のベネチア国際映画祭でプレミア上映された際も話題を呼びましたが、北米ではいよいよ5月15日に劇場公開を迎えます。世界を永遠に変えてしまった一人の男の軌跡をジュード・ロウがどう体現するのか。日本での公開日の発表が待たれるところです。