王者マチャドが貫禄の防衛成功!重量級の激突を制し早期の次戦熱望
立ち技格闘技の祭典、K-1 GENKIが11日に東京・国立代々木競技場第二体育館で行われ、メイン級の注目を集めたヘビー級タイトルマッチで王者のアリエル・マチャドが執念の防衛を果たしました。
挑戦者クラウディオ・イストラテとの一戦は、開始早々からヘビー級らしい重みのある攻防が展開されました。1ラウンド、試合を左右しかねない不測の事態がマチャドを襲います。レフェリーが割って入った直後、イストラテの打撃を受けてマチャドが崩れ落ちるアクシデントが発生。相手にイエローカードが提示される不穏な立ち上がりとなりました。
しかし、ここからが王者の真骨頂でした。ダメージからの回復を待って再開されると、マチャドは怯むことなく前進。イストラテの強打を浴びながらも、鋭いカーフキックで着実に相手の足を削っていきます。迎えた2ラウンド、パンチで先制のダウンを奪うと、最後は狙い澄ましたカーフキックを炸裂させ、イストラテをキャンバスに沈めました。2ラウンド1分42秒、見事なKO勝利でベルトを守り抜きました。
試合後、マチャドは「ファンが喜ぶような、どちらが倒れてもおかしくない試合ができた」と充実の表情。反則打の影響で万全ではなかったことを明かしつつも、「王者として戦い続けたかった。今は最高の気分だ」と語り、早くも次の試合を見据えて戦う準備はできていると意欲を口にしました。
また、この日は2つの階級で新たな王者が誕生しました。ミドル級王座決定戦ではデング・シルバがアルフォセヌー・カマラを判定で下し、スーパーウエルター級王座決定戦でもジョナス・サルシチャがダリル・フェルンドクとの接戦を制しました。ブラジル勢の躍進が目立つ大会となり、格闘技界に新たな勢力図が刻まれました。