ケニー・オメガの執念届かず!MJFとの壮絶死闘に敗れ4年5か月ぶりの王座奪還はならず
米プロレス団体AEWがカナダのバンクーバーで開催したPPV大会「AEW DYNASTY」にて、ファンの期待を一身に背負ったケニー・オメガがMJFの保持する世界王座に挑戦しました。長期欠場という苦難を乗り越えて掴み取った今回の大舞台。ケニーにとっては約4年5か月ぶりとなる至宝奪還を懸けた一戦でしたが、現王者の厚い壁を崩すことはできませんでした。
試合開始直後から、地元の大歓声を受け快調な動きを見せたケニーは、代名詞ともいえるノータッチトペ・コンヒーロで場内を沸かせます。さらに、盟友である飯伏幸太の得意ムーブである三角飛びケブラーダを披露するなど、勝利への並々ならぬ覚悟を漂わせました。試合中盤には雪崩式の片翼の天使を繰り出す場面もありましたが、MJFが場外へエスケープしたため、決定機を逃す形となります。
後半に入り、MJFの挑発的な攻撃に火がついたケニーは、強烈な右ストレートからVトリガーを連発して猛攻を仕掛けます。しかし、レフェリーとの誤爆というアクシデントが運命を変えました。渾身の片翼の天使が炸裂したものの、レフェリーのカウントが遅れた隙にMJFがキックアウト。勝機を悟ったケニーは場外のテーブルへMJFを仕留めにいきますが、逆にダイヤモンドリングを用いたボディーへの一撃を許してしまいます。
ダメージを蓄積させたケニーは、テーブル上へのツームストーンパイルドライバーという非情な一撃で窮地に。最後はMJFの必殺技ヒートシーカーに沈み、3カウントを聞きました。惜しくも頂点返り咲きを逃したケニーに対し、防衛を果たしたMJFは次戦でダービー・アリンを挑戦者に迎えることが決まりました。