京都南丹市女児遺棄事件、父親マークは不明3日後からか。黒い車が握る捜査の鍵
京都府南丹市の小学5年生、安達結希さんが遺体で見つかった痛ましい事件で、死体遺棄容疑で逮捕された父親の安達優季容疑者に対し、京都府警が早い段階から疑いの目を向けていた可能性が出てきました。
17日放送の日本テレビ系情報番組「DayDay.」では、この事件を特集。結希さんが行方不明になった3月23日から、事態が急展開を迎えるまでの経緯を詳報しました。府警は不明から2日後の25日には顔写真や服装を公開して情報提供を呼びかけていましたが、その翌日となる26日には、すでに容疑者の自宅にある黒い乗用車の捜索に着手していたといいます。
この動きについて、番組MCを務める南海キャンディーズの山里亮太は、不明からわずか3日というタイミングで父親の周辺捜索が始まったことに対し、驚きを隠せない様子で「早いなと思う」と指摘しました。
スタジオに出演した元大阪府警の犯罪ジャーナリスト、中島正純氏は「その頃から警察はマークしていたのではないか」との見解を示しています。事件解決において極めて重要な初動捜査の段階で、証拠隠滅を阻止するために迅速に車両の確認が行われたとの見方です。
さらに、容疑者が遺体を複数の場所に移動させたとされている点について、中島氏は「不可解だ」と分析。結希さんの行方が注目され、報道陣が詰めかけて人目がある中で遺体を動かすのは現実的に困難であるとしつつも、「行方不明の子の保護者という立場だった初期の数日間であれば、移動させていた可能性は十分にある」と語りました。最愛の娘の帰りを待つ父親という立場を利用し、捜査の網をかいくぐろうとしていたのか。府警は事件の全容解明に向けて慎重に調べを進めています。