山中の遺体に“異変” 落ち葉なしが示す空白の時間
京都府南丹市で行方不明となっている小学6年生の安達結希さん(11)の捜索が続く中、発見された子どもとみられる遺体をめぐり、新たな見方が浮上している。14日放送の情報番組では、現場の状況が持つ意味に焦点が当てられた。
遺体が見つかったのは、結希さんが姿を消してからおよそ3週間後の13日。同市園部町の山林で仰向けの状態で発見され、衣服は行方不明時の特徴と似ていた一方、靴は履いていなかった。さらにその前日には、別の場所で結希さんのものとみられる靴が見つかっている。
番組で伝えられた現場の特徴のひとつが、遺体に落ち葉がほとんどかかっていなかった点だ。自然の中で時間が経過すれば、落ち葉などが覆いかぶさるケースも想定されるが、今回はそうした様子が見られなかったという。また、何かで隠されていた形跡も確認されていない。
この点について専門家は、気象条件などによる影響の可能性を挙げつつも、単純に考えれば長期間その場にあったとは言い切れないと指摘。落ち葉が堆積していない状況から、比較的最近になって置かれた可能性も推測できるとした。
一方で、捜査関係者の見立てでは、遺体は死後すぐではなく、ある程度の時間が経過しているとみられている。このため、死亡後しばらくしてから現在の場所に遺棄された可能性が浮かび上がる。
現場のわずかな違和感が、空白の時間を解き明かす手がかりとなるのか。真相解明に向け、慎重な調査が続いている。