父親の車ドラレコ映像に消去跡、犯行隠蔽の疑い強まる
京都府南丹市で11歳の安達結希さんが遺体で発見された痛ましい事件をめぐり、死体遺棄の疑いで逮捕された父親の安達優季容疑者の動向が波紋を広げている。17日放送のワイドショー「ゴゴスマ」では、容疑者が運転していた車のドライブレコーダーから、映像の一部が消去された形跡があることを報じた。
結希さんが行方不明となったのは、小学校の卒業式が予定されていた先月23日のことだった。午前8時ごろ、安達容疑者が車で学校の近くまで送り届けたとされていたが、その後の捜査で驚きの事実が判明する。車に残されたドライブレコーダーを確認したところ、肝心な箇所の映像が抜き取られるように消されていたというのだ。
一方で、残されていた映像を解析した結果、容疑者の車が実際に小学校付近まで走行していた事実は裏付けられている。番組にリモート出演した元徳島県警科捜研署長補佐の藤田義彦氏は、意図的な消去について「その場所での犯行が強く疑われる」と分析。あえて記録を消したという行為そのものが不自然であり、映像を復元できれば事件の核心に迫る極めて重要な証拠になるだろうと指摘した。
卒業式という門出の日に起きた悲劇。隠された空白の時間に一体何があったのか。警察は消去された映像の復元を急ぐとともに、事件の全容解明を進めている。