韓国のイチローが沈黙を破った!ジャイアンツのイ・ジョンフが待望の今季第1号アーチ
サンフランシスコ・ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手が、ついにそのバットで周囲の雑音を振り払いました。現地時間10日、敵地で行われたボルティモア・オリオールズ戦に先発出場したイ・ジョンフは、第4打席で今シーズン第1号となる2点本塁打を記録。マルチ安打の活躍で、チームを6ー3の勝利、そして3連勝へと導きました。
待望の瞬間は、2点リードで迎えた7回表の第4打席に訪れました。二死二塁という好機の場面、相手左腕ラケットが投じた3球目のスライダーを完璧に捉えると、打球はそのまま右翼席へと吸い込まれました。この日は第1打席でも鮮やかな二塁打を放っており、最終的に4打数2安打2打点と大暴れ。苦しんでいたリードオフマンが、ようやく本領を発揮しました。
開幕から打撃不振に喘いでいたイ・ジョンフは、この試合の前まで打率1割台と低迷。チームも地区最下位に沈む中、厳しい批判の矢面に立たされる場面も少なくありませんでした。前日の試合ではスタメンから外されるなど、正念場を迎えていた矢先の一発に、母国・韓国のメディアも敏感に反応しています。
聯合ニュースが「ついにイ・ジョンフが爆発した。本塁打と二塁打のマルチ安打だ」と速報すれば、スターニュースも「誰もが待ち望んだ初ホームランがついに飛び出した」と歓喜の声を上げました。また、OSENは「クレイジーな1割打者だ。風が再び吹き始めた」と独特の表現で、その復活を華々しく伝えています。
現在の打率は依然として1割7分4厘と、本来の姿からは程遠い数字ではありますが、この一発が大きな転換点になることは間違いありません。最下位脱出を目指すチームにとって、背番号51の完全復活は不可欠なピース。かつてKBOを席巻した「風の孫」が、メジャーの舞台で再び旋風を巻き起こそうとしています。