松山英樹は耐えて17位発進 オーガスタの洗礼にメンタルやられた 元相棒はV圏内と太鼓判
ゴルフの聖地が牙を剥いた。ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開幕した今季メジャー初戦、マスターズの初日。13年連続の出場となった松山英樹は、2バーディー、2ボギーの72で回り、首位ロリー・マキロイらと5打差のイーブンパー、17位タイで滑り出した。
5年ぶり2度目のグリーンジャケットを狙う松山だが、この日は苦しい我慢のゴルフを強いられた。前半の5番でボギーが先行すると、後半もティーショットが安定せず、プレー中に思わず首をかしげるシーンが目立った。それでも17番ではピンを直撃する惜しいチップイン寸前のアプローチを披露するなど、随所で勝負強さを見せてスコアをまとめた。
ホールアウト後の松山は、開口一番に「やっぱり難しい」と本音を吐露。特に1番のセカンドショットが想定以上に奥まで跳ねた場面を振り返り、「そこでダメージを食らった。グリーンが硬いんだと思い知らされ、メンタルをやられた」と、精神的な揺らぎがあったことを明かした。手応えのあるショットやパットはあったものの、それがなかなかスコアに結びつかないもどかしさを感じていたようだ。
一方、かつて松山の専属キャディーを務めた進藤大典氏は、中継の解説で元相棒のプレーを冷静に分析した。ボギーが先行して崩れそうな流れを、後半のパッティングが救っていたと指摘。首位と5打差という位置についても「十分にいい位置」と断言し、メジャー2勝目に向けて射程圏内であることを強調した。心身ともに削られる難コンディションの中、2日目のチャージで上位戦線に食い込めるか、王者の巻き返しに注目が集まる。