松山英樹、耐えて16位浮上も首位とは10打差 PGAも「ギアを上げる必要」と奮起促す
男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズは2日目の競技が行われ、日本勢悲願の2度目の制覇を狙う松山英樹が意地を見せた。初日に硬くて速いグリーンに翻弄され「メンタルをやられた」とこぼしていた松山だったが、この日は6バーディー、4ボギーの70とスコアを2つ伸ばし、通算2アンダーの16位に順位を上げている。
ホールアウト後の松山は、初日に比べてグリーンのスピードや硬さが落ち着いたと分析。周囲がスコアを伸ばす展開の中で、自身の感覚と実際のコンディションとのギャップに苦戦したことを明かした。手応えを感じつつも「もったいないミスが多かった」と振り返る表情からは、さらなる上位を見据えたストイックな姿勢が伺えた。
首位を走るロリー・マキロイとは10打差。厳しい状況ではあるものの、5年ぶりの王座奪還を期待するファンやメディアの視線は熱い。PGA公式サイトも松山のプレーを速報し、スコアを伸ばしきれなかった現状に触れつつ「優勝争いに食い込むには、さらなるギアを上げる必要がある」と、週末の爆発を促す論調を展開した。
首位との差は決して小さくないが、オーガスタの魔女が微笑む決勝ラウンドは何が起こるか分からない。逆転Vという奇跡に向けて、日本のエースがどこまで追い上げを見せられるか。世界中が注目する残り2日間がいよいよ幕を開ける。