松山英樹、オーガスタの魔物に苦戦し29位後退「最後まで気持ち良く回らせてくれなかった」
ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開催されている男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズは11日(日本時間12日)、第3ラウンドが行われました。16位タイから浮上を狙った松山英樹でしたが、6バーディー、6ボギーの72とスコアを伸ばしきれず、通算2アンダーの29位へと順位を下げる結果となりました。
連覇への期待がかかる中でスタートしたこの日、序盤は圧巻のプレーを見せました。3番から怒涛の3連続バーディーを奪い、一時は上位争いへ食い込む勢いを感じさせた松山。しかし、直後の6番パー3でボギーを叩くと、そこからは一進一退の攻防が続きました。得意のパー5では着実にスコアを伸ばしたものの、勝負どころの上がり2ホールで連続ボギーを喫するなど、最後まで波に乗り切れないもどかしい展開が続きました。
ホールアウト後、松山は「最後まで気持ち良く回らせてくれなかった。本当に小さなミスが重なっている感じ」と語り、自身の思うようなプレーをさせてくれないオーガスタの難しさを噛み締めました。首位とは9打差となり、逆転優勝への道は険しい状況ですが、その表情に悲壮感はありません。
「この3日間、悪いゴルフはしていないと思うので、それを明日も続けて結果を待つだけ。最後に出せるように頑張りたい」と語った松山。最終日、日本のエースが意地を見せ、オーガスタの地で再び輝きを放つことができるか。世界中のゴルフファンの視線が、その背中に注がれています。