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メディカル・データ・ビジョン、1〜9月期は黒字転換 医療データ需要が追い風

石田 亮介

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メディカル・データ・ビジョン

医療ビッグデータ事業を展開するメディカル・データ・ビジョンが発表した2025年12月期第3四半期累計(1〜9月)の連結決算は、経常損益が1億600万円の黒字となり、前年同期の2億2900万円の赤字から黒字転換した。

売上高は46億5000万円と前年同期比12.7%増となり、事業拡大に伴う増収を確保。収益面ではコスト構造の改善などが寄与し、各利益項目が前年同期から黒字化した。

ただし、通期の会社計画である経常利益5億円に対する進捗率は約21%にとどまり、過去5年平均(約65%)と比べても低い水準となっている。

会社が据え置いた通期見通しと第3四半期までの実績を基に試算すると、10〜12月期(第4四半期)の経常利益は約3億9000万円の黒字となる計算だ。前年同期は2億8000万円の赤字だったため、最終四半期での大幅な収益改善が見込まれている。

直近3カ月(7〜9月)の業績を見ると、経常利益は1億300万円と前年同期の1億9700万円の赤字から黒字転換。売上営業利益率も前年同期のマイナス12.3%から6.2%へと大きく改善した。

医療データ活用サービスの需要拡大に加え、収益体質の改善が進んだことが今回の黒字化につながったとみられる。もっとも、通期目標達成には第4四半期の利益確保が重要となり、今後の業績推移が注目されそうだ。

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